合成麻薬・MDMAなどを所持したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された女優の沢尻エリカ被告。
6日には、保釈保証金500万円を即日納付し、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈され、そのまま病院に入院した。今後、違法薬物を断ち切るための治療を受けるという。
ただ、供述によれば薬物使用歴は10年にも及ぶそう。身も心も薬物に蝕まれているだけに、そう簡単に断絶することは難しいだろう。
「沢尻被告はMDMAのほか、コカイン、大麻、そして薬物上級者向けのLSDを使用していたことも供述しています。それらを10年以上使っていたわけですから、完全に断ち切るのは容易ではないと思いますよ」(記者)
事件後、ファッションデザイナーの横川直樹容疑者も同容疑で逮捕。所持していたMDMAと一緒にLSDも、元交際相手の横川容疑者から「貰った」という趣旨の供述をしている。
いわゆる「ドラッグ仲間」とともに薬物を嗜んでいたようだが、それ故、クスリ断絶後も“魔の手”が迫る危険があるという。