池松壮亮「待望の続編」金田一耕助役に大反響!期待値オーバーの演技は、もはやベテランの域!

編集部

 9日、俳優・池松壮亮が都内のNHK放送センターで行われたBSプレミアム「横溝正史短編集2」の会見に共演者の俳優・坂井真紀と共に出席。実力派俳優と称される池松が、主役の金田一耕助を演じる。前回の放送に続き、SNS上でも池松の演技に期待の声が殺到。池松が日本を代表する俳優と称される日も遠くないだろう。

 金田一耕助シリーズなどで知られる横溝正史の小説を「原作に忠実に映像化」することをテーマにした横溝正史短編集。全シリーズから3年ぶりの今回は、「貸しボート13号」、「華やかな野獣」「犬神家の一族」の3本が放送される。池松は、犬神家の一族が30分に凝縮されること対し「何じゃこれと思われる方もいらっしゃると思いますが、僕も半分思っています」と苦笑いをしたが、「素晴らしいキャストを集めて、みんなで高尚な遊びができたと思う」と、満足感が伝わってくるような感想を語った。

 金田一役を池松が演じるのは今回で2度目。1回目の放送での池松は、よれよれの袴に着物、ぼろぼろの髪とそれを覆う汚れた帽子とで、見事「史上最高に汚い金田一」を演じ切って見せた。放送当時のツイッター上では「池松金田一今すぐ風呂で洗いたい」「すごくおもしろい。そして探偵が歴代で一番汚いかもしれない」と、壮絶な衣装が話題を呼んでいた。

 そして今回2度目の金田一役を演じる池松に対して「また池松君の金田一観られるなんて!!!」「待ってた、待ってたんだよ、池松金田一!!」「池松さんの金田一また観れるの?夢じゃないよね!?」と、池松の出演に歓喜のツイートが巻き起こっている。しかし、池松が熱望される理由は、「金田一役たから」というだけではない。元より実力派だった池松だが、最近もその実力をメキメキと上げているように思われるからだ。

 9月に公開された映画「宮本から君へ」。新井英樹によって描かれた原作の実写版の完結編であるこの映画では、池松が演じる主人公・宮本治の喜怒哀楽むき出しな表情と生き様、人間の自我を問うような闘い方が、池松の演技によってクオリティを高め、大絶賛されている。過激なケンカシーンがいくつもあり、池松は原作通り、歯を3本抜くことまで決意していたほど。「僕だけじゃなく誰かの人生のバイブルになってきた作品の映画化ですからね。歯を3本くらいささげて、それでなんとかなるんだったら、それくらいしてもいいと思ったんですけどね…」と語る池松。実際は原作者の新井に本気で止められ断念した、とスポーツ新聞「日刊スポーツ」のインタビューで明かした。

 体当たりの演技と気迫、渇望するファンの多さ。池松の鬼気迫る実力演技は、どんな役でも話題を呼び、それを超越していくだろう。

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