テニス錦織圭「大逆転劇」がATP年間1位! 5時間を超える「死闘」勝ち上がりも、ジョコビッチ戦で途中棄権

編集部

 ATP(男子プロテニス協会)は7日、公式サイトで年間のグランドスラム大会で最も印象に残ったゲームを挙げる「Top Five Grand Slam Comebacks In 2019」を発表。1位に錦織圭とP・カレノ=ブスタ(スペイン)の試合が輝いた。

 今年1月の全豪オープン4回戦で激突した両者。立ち上がりから錦織が押され、カレノ=ブスタに2セットを連取される。第3セットでも先にブレークを許したが、そこから一気に反撃。第3セットを獲り返し、第4セットも連取して、第5セットに持ち込む。

 しかし、10ポイント先取のタイブレークで5-8とリードを許した錦織。あと2ポイントで敗れる窮地に立たされたが、そこから5ポイントを連取して大逆転勝ちを収めている。

「あのゲームは合計5時間を超える死闘。両者実力が拮抗していて、どちらが勝ってもおかしくありませんでしたが、要所、要所での錦織の粘りが光りました。ただ、その死闘が響き、続く準々決勝のジョコビッチ戦では途中棄権……。

敗退後のインタビューでは、疲労の蓄積を棄権の理由に『きっとこれまでの試合、特に4回戦の影響だと思います』とカレノ=ブスタ戦を挙げていました。あの時は残念でしたが、今回の受賞で少しは報われたのではないでしょうか」(記者)

 錦織は、すでに来年1月に開幕する全豪オープンに向けて動いている。来年も、どのような好ゲームを見せてくれるのか、今から楽しみだ。

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