新庄剛志氏、プロ野球界復帰宣言に「客寄せパンダ枠もなし」 「ボール買うお金ない」に衝撃も

編集部

 先月12日にプロ野球界への復帰を宣言した新庄剛志氏が、2日に発売された青年誌「週刊プレイボーイ」(集英社)のインタビューページに登場。復帰を決意した経緯や、現在の状況などを赤裸々に告白し、野球ファンの注目を集めた。

 阪神タイガースでプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた新庄氏は、2001年に日本人野手初のメジャーリーガーとなるなど、日米の野球界を股にかけて活躍。06年に現役引退してから13年が経ち、現在47歳という年齢のため、来年に開催される『12球団合同トライアウト』への参加については、「無謀」との声も飛び交っている。

「類まれな身体能力の高さから“宇宙人”とも称された新庄氏も、今回の挑戦の難しさは重々承知している様子。現役時代に負った古傷や筋力の衰えだけでなく、10年頃から自然に囲まれたバリ島で暮らしているため、『動くものを見てなくて動体視力が落ちてる』とのことで、『大谷(翔平)君ぐらいのスピードの球が見えるのか?』と不安を口にしています。また、復帰宣言時にネット上で広まった、“客寄せパンダ枠”での採用については、『獲得したいという球団もないでしょ』と認識しているらしく、甘えなしの本気のチャレンジのようです」(業界関係者)

 しかし、新庄氏の挑戦には肉体面だけでなく、金銭や環境面でも困難がつきまとう。これまでは、バリにボールがないため石を投げて練習。今回の帰国で2ダース分を購入したものの、キャッチボールの相手がいないため壁に当てて練習しなくてはならず、そうなるとボールが傷つくためたくさん購入する必要があるものの、「今お金がなくて」と衝撃の事情を明かした。

「新庄は昨年、テレビ番組内で20億円の横領被害に遭ったことを告白しましたが、現役時代は高級車を乗り回すなど派手に散在していたため、思うようにボールも買えない状況や、このインタビュー時に装着していたサングラスの値段が700円という事実に驚きを隠せない読者は少なくなかったことでしょう。ただ本人は、『お金がないのって楽しいなって思った』と、現況を楽しんでいる様子。『本当ロッキーよ』と、ボクシング映画の金字塔『ロッキー』の主人公の境遇に喩えましたが、同作品のラストのように感動を巻き起こすことを期待して、続々とエールが集まっているようです」(同)

 Instagramの投稿を見る限り、ボールが買えないほど困窮しているようには見えないが、いずれにしろ来月28日に48歳の誕生日を迎える新庄氏の挑戦は、『ロッキー』同様、見る者に勇気を与えることになるに違いない。

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