小芝風花「もはやアナウンサー」リアルすぎる報道シーンに絶賛の嵐!優等生キャラが開花?

編集部

 1日から8日にかけて、NHKでは「体感 首都直下地震ウイーク」と題した企画を行っている。その一環として放送されているドラマ「パラレル東京」。

 パラレルワールド(並行世界)にある“もう一つの東京”で、マグニチュード7.3の地震が起きた時、架空の放送局「NNJテレビ」でどう報道し続けていくのかがテーマである。大地震に挑む主役が、若手報道アナウンサー役の小芝風花だ。小芝の安定感のある抜群のアナウンス力に、SNSでは絶賛の嵐が巻き起こっている。

 Twitterでは「アナウンサー役ではない。もうアナウンサーそのもの」「震災の緊迫感がしっかり伝わってくる」「普通のアナウンサー以上でリアルすぎ」と、小芝を褒めちぎるツイートばかり。小芝はNHKの中川緑アナからアナウンスレッスンを受けたと、NHK公式サイトの「NHK_PR」で明かしている。「週に1度、2時間×7回のみっちりマンツーマンでのレッスンを受けました!新人アナウンサーが受ける内容を基礎から学びました。アナウンサーはただ原稿を読むだけではなく、内容を把握して正しく伝えることが大切」と、優等生コメントの小芝。臨場感溢れる震災をバックに小芝の“ピュア”が炸裂している結果だ。

 小芝といえば真面目さがウリの女優だが、今までブレイクの波には乗れていなかった。2013年に「魔女の宅急便」の実写映画で主人公・キキを演じたが、映画は興収5憶円に届かず不振。2015年のNHKの朝ドラ「あさが来た」では波瑠演じるヒロインの娘役として出演した小芝だが、「あまちゃん」の有村架純や「花子とアン」の土屋太鳳のような追い風は吹かなかった。しかし、NHKのドラマ10「トクサツガガガ」で連ドラ初主演を果たした小芝が、隠れ特撮オタクOLというニッチな役柄を真摯なコミカル調で演じ切ると、視聴者からは好評を得た。小芝の、「真面目さを突き通せば個性」というスタイルの始まりだ。パラレル東京では、真面目さを強調させた震災の報道アナウンサー役を演じ、視聴者の目を地震よりも彼女に釘付けにさせた。

 小芝は紺碧(こんぺき)をベースに淡い花々が散りばめられた晴れ着を身にまとい、12月4日に都内で行われたオスカープロモーションの晴れ着撮影会で、2019年の漢字一文字を“誠”に決めた。「今までも役に真面目に向き合ってきたつもりではあったんですけど、今年は今放送中のパラレル東京もそうですし、真摯に向き合わなきゃいけないことがすごく多くて。役柄に関しても漫才師だったり、ラッパーだったり、アナウンサーもそうですし」。

 彼女のブレイクは、紺碧の空の下に咲く花のように誠実であろう。

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