4日、大原櫻子のニューシングル「Shine On Me」がリリース。初回限定版のDVDに収録され、同時に配信スタートしたミュージックビデオも公開されている。バックダンサー5人を従え、初のダンスナンバーにノリながら魅せる大原のクールなダンスパフォーマンスに、注目が集まっている。
元々小学1年生の頃からダンスを学んでいた大原。役者・歌手の同時デビューを果たした頃も、時間さえあればレッスンに参加していたという。Shine On Meの振りつけ担当は、大原が幼少の時からレッスンを受けており、多数のコンサートダンサーとして活躍しているYWKI(ユーキ)だ。
大原のしっかりとした基盤の上に成り立つ完成されたダンスにTwitterでは、「かっこいいし、かわいい。なんだこれ、惚れてまうやろー」「さくちゃんのダンスずっと見てられる」「キレキレダンスでカッコイイ!!しかもカワイイ!」と超絶的な人気だ。
大原の魅力はなんといっても多才さ。2013年に公開した映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のヒロイン役に選ばれ、第23回日本映画批評家対象で新人女優賞の小森和子賞を受賞。同作品では劇中バンドのボーカルとして、女優と同時に歌手デビューも飾り、第56回日本レコード大賞新人賞も受賞した。
2014年には「オールナイトニッポン0」のレギュラーパーソナリティを務め、素朴で飾らない人柄で新規ファンを獲得した。そんな多才ぶりを支えているのは、実は過去の経験が根底にあるようだ。高校では強豪校の水泳部に所属しており、「水泳部と勉強漬けの毎日」を経験。ダンスでも活きる持ち前の身体の柔らかさはバレエ歴9年がゆえだそう。大原は多くのことに果敢にトライし、ものにしている。天は人の上に人をつくらずではなかったのか…。
来年の5月には帝国劇場ミュージカル「ミス・サイゴン」にキム役として出演する大原。ミス・サイゴンは「レ・ミゼラブル」に次ぐミュージカルの人気作である。大原は、小学2年生の頃に「アニー」やミス・サイゴンを見たことがきっかけで、歌や演技に興味を持ち、ミュージカルに憧れていたという。マルチな才能で人気急上昇中の彼女。どうやらミュージカルでも存分に“Shine On 大原櫻子”になりそうある。