アンタッチャブル山崎「柴田復活で本来の姿」取り戻した? 最近はツッコミ重視で良さが消えていた……(下)

編集部

 11月29日放送の『全力!脱力タイムズ』での突然のアンタッチャブル復活に、テレビ界・お笑い界が湧いている。その裏側にあった真実とは――。

 今回の復活劇を見た視聴者の声で多いのは、サプライズで登場し、漫才を披露することとなったときに、ザキヤマに、「ありがとうございます!」と深々と頭を下げた柴田の姿に感動したという声。

『志村でナイト』で柴田と夫婦役で出演している磯山さやかも、自身のtwitterで〈今回柴田さんだーと見ていたら、山崎さん出てきて鳥肌が立った。そして、めちゃくちゃ面白かったし、感動。 柴田さんが、山崎さんに「ありがとうございます!」と深々とお辞儀しながら言った姿に、胸がジーンとした。〉

 とその感動を綴っていた。

 確かに、あのシーンは感動的だった。ただ、あの姿だけを見ると、コンビ復活は柴田の側がより強く熱望していたかのようにも見えてしまうのだが、決してそうではないだろう。

「それはザキヤマも同じ気持ちだったはずです。最近のザキヤマの各番組での仕事ぶりを見てみると、実はボケよりもツッコミ側や裏回し役が増えており、麒麟の川島明やサバンナの高橋茂雄と同じようなポジション、役割が定位置になっていました。

もちろん、それは確かな腕を認められてのことですが、安心して思い切りボケられる機会が減っていました。『全力!~』で披露したのは、かつてM-1でも披露したネタですが、途中で柴田が、『おまえ、アドリブがすげ~な』と驚いたように、安心して思い切りボケられる唯一の相方・柴田が隣にいるのが嬉しくて仕方がなかったのでしょう。あんな生き生きとしたザキヤマの姿にこそ、涙が出そうになりましたよ」(お笑い関係者)

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