元アリtoキリギリスの石井正則の近況が話題だ。

「Yahoo!ニュース」が報じたインタビュー記事によあれば、石井は2016年から、大判カメラを用いて全国のハンセン病療養所を撮影して回り、来年度には写真展の開催も予定している。

 石井といえば『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)に、アリtoキリギリスとして出演。滑舌の良いサラリーマンキャラで人気を博した。その個性的な姿が、番組にゲスト出演した脚本家の三谷幸喜の目に止まり『古畑任三郎シリーズ』(同)において、今泉慎太郎のライバルである西園寺守役に大抜擢される。その後は芸人よりも俳優としても活動にシフトし、近年ではナレーターなど声の仕事も行っている。こうしたお笑い意外の場所に本業をシフトさせたボキャブラ芸人はほかにもいる。

 アニマル梯団のおさるとして活躍していたモンキッキーは、宇都鬼(ウッキー)の名前で書道家としても活動している。もともと実母が書道の教師であり、少年期は書道をならっていたのが縁で、2008年よりあらためて書道に向き合い、企業の看板やロゴなども手がけている。ボキャブラ芸人の中ではもっとも「片岡鶴太郎化」した存在と言える。

「地獄のスナフキン」のキャッチフレーズで活躍した金谷ヒデユキは、番組終了後は、芸人を廃業しミュージシャンへ転向していた。路上パフォーマンスから始める地道な活動を続けていたが、2009年から芸人活動を再開させている。ピコ太郎の「中の人」としてブレークを果たした古坂大魔王も、番組は3人組の底抜けAIR-LINEとして出演していた。古坂もテクノミュージックに傾倒し、2003年からは音楽活動に専念していたが、行き詰まりを感じ2008年に芸人に復帰。彼が求めていたお笑いと音楽の融合は「ピコ太郎」プロジェクトで実現することになる。

 こうして見ると、さまざまなタイプの芸人が集っていたのが『ボキャブラ天国』であったと言えるだろう。(文=相川ナロウ)

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