米津玄師「もはや芸術家」紅白不出場のワケは“辞退”?パプリカ全世界配信を皮切りに向かう先は…

編集部

 2日、「Foorin team E」が歌う「Paprika」が全世界で配信リリースを開始した。同曲は歌手の米津玄師が手掛けた「パプリカ」の英語バージョン。NHK Eテレ「みんなのうた」で1日から放送されている。

 Foorin team Eは米津玄師によって選出された、英語がネイティブの子供たちからなる5人組ユニット。年末に放送されるNHK「第70回紅白歌合戦」にFoorinと共に初出場する。

 また、同時にYouTubeにて公開されたPaprikaのMVはすでに再生回数100万回を突破。本家となる日本語バージョンのパプリカの再生回数も1億回に達している。同曲は“2020年とその先の未来に向かって頑張っている全ての人を応援する”という「2020応援ソングプロジェクト」として制作された。ダンスが子供たちの間で大流行するなど、当初の目的を越えて社会現象を巻き起こしている。

 これほどにも名曲を連発する米津は、歌手というよりもはや芸術家である。昨年発表された「Lemon」はTBSのドラマ「アンナチュラル」の主題歌となり、発表から1年以上経った現在もカラオケランキングで首位をキープしている。また、俳優の菅田将暉に楽曲提供した「まちがいさがし」はオリコンランキングにて累積50.4万ダウンロードを記録するなど、数多くの大ヒット曲を世に送り出している。

 芸術家ともいえる才能を発揮し続ける米津だが、今年の紅白歌合戦出場者には名前が見当たらない。それも落選ではなく“オファーを断った”という噂が流れている。歌手ならば、誰もが夢見る紅白の舞台。今年、出場者発表のわずか数分後に、ヴィジュアル系バンドの「ゴールデンボンバー」が「もう紅白に出してくれない」というタイトルのニューアルバムを発表し、落選を嘆いたことが話題となった。これほどにも歌手たちに切望される紅白の舞台を辞退する彼は、“普通のこと”を考えない、まさに芸術家肌である。

 国民的アーティストから世界的アーティストへと駒を進めた米津。今回の全世界配信を皮切りに、2020年は海外へと活躍の幅を広げることが期待される。

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