横浜銀蝿「伝説の幕開け」ファンクラブ『フォーティース』発足記念集会を開催!1年間限定の復活にファン熱狂!
80年代に当時の中高生を中心に大きな人気を博した「横浜銀蝿」は2日、デビュー40周年を記念した「横浜銀蝿40th」としてのお披露目イベントを開催した。1983年のラストコンサート以来36年ぶりにボーカル・ギターのJohnnyも合流し、メンバーの大半が60歳を超えながらも、いまなお衰えないロックンロール魂で、代表曲「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」など全7曲をファンに届けた。
1980年に「横須賀Baby」でデビューした横浜銀蝿は、40周年を迎える2020年に横浜銀蝿40th として1年間限定で復活する。1998年からは嵐・翔・TAKUの3人で横浜銀蝿として復活していたが、解散後にキングレコードに就職したため不参加だったJohnnyも1年限りの復活に際し合流した。復活後の舞台として大晦日に幕張メッセで行われるカウントダウンロックフェス「COUNTDOWN JAPAN」への出演も決定していたが、ファンのために新生したグループの初披露の舞台を用意。
「ファンクラブ『フォーティース』発足記念集会 ~Johnny All Right~ #CDJ決定! でも、やっぱ最初はお前らに会いたいからね2019 フライング編」と銘打ち、川崎のクラブチッタで450人のファンに向けて往年の名曲を熱唱した。ステージ上ではメインボーカルの翔がTAKUや今回合流したJohnnyとのギターセッションを見せ、今年64歳となった最年長の嵐も2004年の脳梗塞の影響を感じさせないドラム演奏で、ファン全員に横浜銀蝿“完全復活”をアピールした。
デビューからわずか3年3ヶ月の活動期間ながら、横浜銀蝿の影響力は現在でも大きな影響を残している。代表曲・ツッパリHigh School Rock’n Rollは現在でも、テレビ番組で“不良”を取り上げる際のBGMとして毎回使用されるなど、耳馴染みのある人も少なくないだろう。
さらに、2018年の日本テレビドラマ「今日から俺は!!」の主題歌として注目を集めた「男の勲章」も、横浜銀蝿の“弟分”としてデビューした嶋大輔のセカンドシングル。作詞作曲をJohnnyが担当しており、まさに“横浜銀蝿イズム”の楽曲なのだ。
そんな伝説的バンドの復活を、ファン以上に喜んでいるのは他ならぬメンバー自身だろう。翔もJohnnyの復帰を「Johnnyと一緒にやりたかった」「また4人で音が創れて嬉しい」とコメント。そのJohnnyも、「横浜の不良が60過ぎても音楽でメシが食えて幸せです」と言い「1年間全力で走っていく」と期間限定の復活に意欲を見せた。
来年3月からは横浜銀蝿40thのコンサートツアーが始まる。ツアーは横浜銀蝿の初のコンサートを開催した横浜市教育会館を皮切りに、全国で7公演を開催する。昭和のツッパリブームの火付け役が、令和に返り咲くのはもうすぐだ。