フジテレビは先月29日、社長定例会見を開催。先月2~3日に歴代最低視聴率を記録した『FNS27時間テレビ』について、石原隆取締役が今後の放送の有無について検討中であることを明かした。
「にほんのスポーツは強いっ!」をテーマに、ビートたけしが総合司会、関ジャニ∞の村上信五が進行アシスタントを務めた今年の『27時間テレビ』。昨年の平均視聴率7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を下回る5.8%を記録し、歴代最低となった。
石原取締役は、「原因については分析中」としながらも、例年は夏頃の放送だったことを挙げ、「初めて11月となった。それが定着していなかった」と放送時期の変更が要因ではないかと述べた。
さらに、内容について「来年、東京オリンピックがあるということで、スポーツをテーマにやった」とし、「それがどこまで事前に認知されていて、興味深いと思われていたのかを考えなくてはいけない」とテーマに問題があった可能性を指摘。
「今回の結果については重く受け止めている」とし、来年以降の放送有無についても「検討中」とした。
この発言に対し、ネット上では「少なくとも低迷の理由は時期の定着ではないと思いますが……」「原因の筆頭は、どう考えてもキャスティングと内容だろ」「見当違いも甚だしい」といった声が殺到している。