
30日、日本高野連が来春のセンバツから「1人の1週間の球数制限を500球以内」したことを受け、元巨人のエース・桑田真澄氏が「無意味」と切り捨てた。
PL学園のエースとして甲子園優勝経験のあるプリ野球界の大御所が、高野連をバッサリだ。 この日、兵庫県三木市で開催された「ワールドマスターズゲームズ2021関西」のリハーサル大会に監督として出場した桑田氏は、今回決まった球数制限の新ルールに関して「何の意味もない」と発言。「何故もっと思い切ってやらないのか」と疑問を呈している。「将来的に1試合当たりの球数制限を定めたい高野連としては、今回の1週間で500球は段階を踏んだ決定になりましたが、桑田氏を始め、識者から効果の不透明さを疑問視する声が挙がっています」(記者) 記者によると「今回の決断は小さな一歩。小手先の改革で、やらない方がいいんじゃないかと思うくらい」と話す桑田を始め、有識者は球数制限に反対しているわけではなく、むしろ段階的な決定しかできなかった高野連の姿勢に疑問を持っているようだ。