阪神タイガースは「人気」が低迷原因? ジョンソン&ドリス退団危機で来年も苦しく……

編集部
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 プロ野球の阪神タイガースが最悪の状況に陥っている。試合終盤のブルペンを支えたピアース・ジョンソン投手とラファエル・ドリス投手が来季契約する権利を持てる保留者名簿から外れる様相となり、退団する可能性が高まってきた。

 若手が成長しないタイガースで大黒柱の助っ人2人が、そろって流出するとなれば、ただでさえ戦力的に劣っているだけに来季のリーグ優勝は絶望的といわざるえない状況となる。ブルペン崩壊で矢野燿大監督は大きな危機に直面している。

 タイガースといえば、ジャイアンツやホークスと並ぶ人気金満球団でありながら2005年以来、優勝から遠ざかっている。ナゼなのだろうか。

「タイガースの選手は関西で大人気。あまり名前の知られていない若手選手であっても、少しでも活躍すればスポンサー筋やテレビ局のスタッフらから接待を受けて連れ回されるといった風習があります。チヤホヤされることで伸び盛りの若い選手が勘違いしやすい環境になっていて成長の芽を摘んでいるともいえます。それが低迷の原因の一つとなっていると球団OBの間ではウワサされています」(スポーツ紙デスク)

 矢野燿大監督は11月21日におこなわれた球団納会で「みんなでジャイアンツをしっかり倒すチームをつくろう。どうすれば勝てるか今から考える必要がある。意識すれば上にいける」と宿敵・ジャイアンツ打倒を宣言したのだが…。

「タイガースは鍛えて育てるといった伝統がないチームなので、キャンプの練習を見ても時間が短く厳しさが足りません。とにかく練習がヌルい。ときおり、若手選手がベテランのようにゆっくりと調整することもザラです。矢野監督は自主性を重んじているようですがある程度追い込んだトレーニングを課さないと予想を覆す結果は残せませんよ」(同)

 ドラフト以外の戦力補強は新外国人のジャスティン・ボーア内野手とソフトバンクから無償トレードでもらった中田賢一投手くらい。大型補強はなく2020年も厳しいペナントレースとなりそうだ。

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