西野亮廣「炎上してもウソつくな」独特の“西野節”で大学生に成功のための秘策を伝授

編集部

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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣は26日、都内で行われた「立正大学学園開校150周年プロジェクト発足イベント」に登壇。学生や大学関係者を前に、「挑戦に立ちはだかるのは“お金”」と公言しその対処法や成功者の共通点を紹介した。西野と言えば、芸人の身でありながら絵本作家となったり、国内最大のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」を運営したりと、様々な分野に挑戦しマルチな活躍を見せていることで有名だ。そんな西野がこれから社会に羽ばたく若者たちに、「信用をお金に両替する」「炎上してもウソはつかない」などの“西野節”で熱いエールを送った。

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 明治5年に開校し、3年後の令和4年に150周年を迎える立正大学は、周年プロジェクトのキックオフイベントとしてトークショーを開催。イベント前半では、新設する学部の解説や、周年記念プロジェクトでコラボする企業が紹介された。協力企業の中には俳優・伊勢谷友介が設立したリバースプロジェクトも加わっており、伊勢谷本人のビデオレターも放映され注目を集めていた。さらには作家の高橋源一郎も登場し、立正大学学長とともに「令和に求められる人材」などをテーマにトークセッションが行われた。

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 後半に入り出番となると、舞台袖から小走りで登場した西野。冒頭から「イベントが押しているから」と、冗談交じりで裏事情を暴露しながらトークをスタートさせた。そして西野は「人生で挑戦するときには“お金”が敵となって立ちはだかる」と断言。そこで有効になってくる手段として西野が挙げたのが、西野自身も27,000万円以上をクラウドファンディングだった。

 西野はお金を「信用を数値化したもの」、クラウドファンディングを「信用をお金に替える両替機」だと説明。クラウドファンディングは“金の成る木”ではなく、コツコツと信用を得ることが不可欠だと強調した。自身がクラウドファンディングを行い出版した絵本「えんとつ町のプペル」や、過去に西野の家に居候していた元芸人で現在はホームレスとして暮らしている“ホームレス小谷”がクラウドファンディングで結婚式を開催した事例を挙げ、西野や小谷が信用を積み上げてきたから成功したと分析した。

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 一方で、その信用を積み上げる際に大切なのは“ウソをつかない”ことだとも解説し、西野をはじめ、小谷や実業家の堀江貴文などは「好感度下がろうが炎上しようが、ウソはつかない」ようにしているのだと明言。クラウドファンディングやオンラインサロンが盛況な有名人が成功する裏事情を明かした。加えて西野は、CMに出演して「50点の製品を80点として宣伝」することで、視聴者から“ウソつき”と思われ信用を失うことがギャラ以上のデメリットになるとも語り、「基本的にはCMはお断りしている」という。自身の信じる“本物”のCMにだけ出演する、と決めているようだ。

 最後に西野は「まとめとしては、おじいちゃんみたいなこと言うんだけど・・・」と前置きしたうえで、「ウソはやめよう」とオチのように締め、信用の大切さを学生たちに伝えた。過去にテレビ朝日「アメトーーク!」の“好感度低い芸人”に選ばれたり、SNSでたびたび炎上を繰り返したりなど、“嫌われ者”のイメージの強い西野。だがその裏には、“絶対にウソをつかない”という確固たる信念があることが伝わったイベントとなった。

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