NHK出演女優は身辺調査アリ? 遠野なぎこが暴露、沢尻エリカはなぜ出演できた?

編集部

 20日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)において、合成麻薬であるMDMAを所持していた麻薬取締法容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者の話題となった。

 遠野なぎこは沢尻容疑者を「役者としての才能はない」とバッサリと切り捨てた。2007年に起こった「別に……」騒動のあとの涙の謝罪に関しても「ぽろっと涙を流して落ちるマスカラをしている」と、沢尻容疑者のあざとさを指摘した。同じ女優として見るとかなり欠点もあるのかもしれない。

 さらに、遠野は1995年放送のNHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』に出演し、1999年放送のNHK朝の連続テレビ小説『すずらん』ではヒロイン役を演じるなど、NHKとは縁のある女優である。

 NHKのオーディションを受ける時は、事務所の人間から「身辺調査があるので気をつけなさい」と注意を受けていたようだ。ただ、当時の遠野は奔放な男性関係を含めて、かなり乱れた生活を送っており「とても調査をされていていたとは思えない」と体験を語っていた。NHKは視聴者の受信料で成り立っておりかなり公共性を帯びた放送局である。当然ながらそこに出演するタレントに対する身辺調査はありそうだ。

 ただ、遠野の私生活が把握されなかったところを見ると、身辺調査といっても仕事現場での評判をリサーチする程度のものなのかもしれない。沢尻容疑者は『週刊文春』(文藝春秋)には、長年にわたる薬物使用疑惑をあらためて報じられており、いわば業界内で彼女のドラッグ好きは公然の秘密であったともいえる。

 そうしたネタすらNHKは把握できていなかったとなると、身辺調査はかなり「ザル」なのかもしれない。(文=相川ナロウ)

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