ダレノガレ明美「薬物検査提案」称賛に疑問も? 「基本的に甘すぎる」体質って?

編集部

 沢尻エリカの逮捕で、再び物議を醸している芸能界の薬物問題。そんな中、タレント・ダレノガレ明美の発言が注目を集めている。

 17日、ダレノガレはTwitterで、タレント・JOYがタレントの定期的な薬物検査を提案する投稿文を引用し、同調するコメントと共に「何もしてない私達までが薬物どうせお前らもやってるだろ!って思われるのが本当に悔しい」と投稿。さらに、19日には、自身が所属する事務所に薬物検査を提案したことを発表したのだ。

 このダレノガレの発言について、ネット上では「まともなこと言えんじゃん!」「ほんとにそうだよね」と、賞賛するような意見が殺到。中には、「事務所でやっても事務所で揉み消すだろ?」と、薬物検査に疑問視する声もあるものの、基本的には賛成の声がほとんどとなっているのが現状だ。

「もちろん、ダレノガレさんの発言には賛成ですし、そうした方がいいことは間違いありません。でも、普通の企業だったら『薬物検査をするべきだ!』って言った人が褒められるような状況になっていること自体、考えられないことじゃないですか。あらためて芸能界ってヤバい場所だなあというのが実感ですね。

 古くは、1977年に故・ジョー山中さんや、研ナオコさん、井上陽水さんらが大麻取締法違反で検挙され、芸能界薬物汚染が声高に叫ばれましたが、彼らは全員問題なく復帰を果たしていますよね。その後も、槇原敬之さんも99年に覚せい剤取締法違反で逮捕されましたが復帰を果たしています。

 薬物に手を染めても、本人の実力さえあれば復帰がしやすい芸能界という環境が、こうした傾向を強めているのは確かなんじゃないでしょうか」(実話誌系ライター)

 コンプライアンスに敏感になった世の中でも、芸能界という特殊な業界では“薬物ならギリギリOK”という空気があるということだろうか。

 もちろん、昔に比べれば破天荒なエピソードが減ったことも確かだが、これらの悪評を払拭するためにも、業界全体でもっと健全になる取り組みを行うべきだといえるだろう。

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