そんな小栗のぶっ込み。これだけ聞くと意地悪にも聞こえる。だが、小栗は薬物使用以上の話もしており、なんと自身の評価を上げているのだ。
「薬物をやる俳優の気持ちをオーバードーズし亡くなったハリウッド俳優を例に語っていたのですが、最後には“役に入りたいからといって薬物をやるのはいけないことであり、俳優は想像で演技するべき”と、自身の信念を語っていたんです。
これが、沢尻さんに語りかけ諭しているとして、株をあげているんです。仮に沢尻さんが薬物をやっていると知っていたのだとしたら……。同じ演技者として、本当に心配していたのでしょうね」(前同)
俳優たちの待遇向上として組合を作りたいと行動したり、後輩の俳優たちの面倒を見るなど、意外と人格者である小栗。それだけに、沢尻の薬物に対しても遠回しに“やめろ”と言いたかったのだろうか。
今回の逮捕に一番悲しんでいるのは、彼なのかもしれない。