「それは、電動化された魂」ポルシェタイカン ジャパンプレミア開催! EVならではのモンスタースペックを発表!!

編集部
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 20日(水)に東京・表参道にてポルシェの新型EV「Taycan(タイカン)」のジャパンプレミアが開催され、報道陣に初公開された。

 タイカンはポルシェ初のEVであり、数あるスポーツカーブランドに先駆けてEVを市場投入することになる。現時点では来年秋頃の販売を予定しているということで、車両価格も発表されなかった。

 3つのグレードで構成されるタイカンだが、普及モデルの4Sで最高出力435PS、オーバーブースト出力(ローンチコントロール時)で680PS、最大トルクが640N・m。中位モデルのTurboでは最高出力625PS、オーバーブースト出力(ローンチコントロール時)で680PS、最大トルクは850N・m。上位モデルのTurboSでは最高出力はTurboと同様の625PSだが、オーバーブースト出力(ローンチコントロール時)は761PSと大幅に向上している。最大トルクも1050N・mとケタ違いだ。

 特にTurboSでは0-100km/h加速(0km/hから100km/hまでの加速にかかる時間を示す)がわずか2.8秒と、従来のエンジン車なら多気筒高排気量エンジンでなければ実現不能な数値をたたき出す。

 ドライブトレインは前後に2基のモーターを備える4WDとなっており、リアアクスルには新開発の自動切り替え2速トランスミッションを搭載。高いダイナミクスを提供する。

 EVでは重要な航続距離も4Sで最高463kmとなっており、実用上問題のないレベルに到達している。充電機構も先進の高速充電を実現する800Vシステムを導入し、ポルシェジャパンは全国のポルシェセンターや公共施設に次世代CHAdeMOに対応した急速充電器を設置。タイカンの車載バッテリーを30分以内に80%まで充電することを可能にした。

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 発表に先駆け、8月にポルシェジャパンの代表取締役に就任したミヒャエル・キルシュ氏が登壇。「7年間のアジア地域でのマネージメントの実績が考慮された結果ポルシェジャパンのCEOに任命されたのだろう」と語り、改めて日本市場へ注力していくことをコメントした。

 続いてプロダクトマネージャーのアレキサンダー・クワース氏が登壇し、タイカンのエクステリアや機能面などについてプレゼンテーションを行った。

 タイカンは4ドアながらフラットなフロントやフェンダーの張り出し、独特のルーフラインを取り入れることで「ひと目でポルシェと分かる」デザインとし、EVでもスポーツカーであることを強調していた。

 

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 インテリアもEVであることから「デジタル」を意識した造りになっている。中央のインパネは16.8インチの湾曲ディスプレイ。センターコンソールにはタッチパネル式の制御機構が設けられ、10.9インチのセンターディスプレイに加えて同サイズのパッセンジャー用ディスプレイも装備されている。

 センターディスプレイではサブスクリプション契約者であればApple Musicを使えるようになっており、5000万曲の音楽を車内で楽しめるようになっている。

 このようにEVであるメリットを最大限に活かしつつ、ポルシェならではの味付けをされており「電動化された魂」と会場では謳っていた。このタイカンをきっかけにスポーツカーにもEVの波が押し寄せるのだろうか。

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