沢尻エリカ容疑者、個人事務所だから狙われた?

編集部

 合成麻薬の「MDMA」を所持していたとして麻薬取締法違反容疑で、16日早朝に逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者をめぐって、ネットにはさまざまな陰謀論が出現している。多く見られるのは安倍晋三首相の「桜を見る会」の疑惑から目をそらすためではないかというものだが、彼女の所属が個人事務所である点を指摘する声もある。

 沢尻容疑者はかつては大手のスターダストプロモーションに所属していたが、2009年9月末で専属契約を解除。約半年後の、2010年3月にスペインに個人事務所「エル・エクストラテレストレ」を設立した。2011年4月からはエイベックス・マネジメントと業務提携契約を行っている。

「週刊誌などに芸能人のスキャンダルが報じられる場合、事前に所属事務所に確認が入ります。大手の場合は、ほかのネタを提供するといった交渉によりスキャンダルが表に出ないこともあります。個人事務所の場合は、そうした交渉力がないところが多く、そのまま報じられてしまうとも言われていますね。実際、2012年に二股交際が報じられた俳優の塩谷瞬は個人事務所所属でした」(芸能関係者)

 ただ沢尻容疑者の場合、違法薬物の常習が疑われ内偵捜査も入っていた。熱愛などのプライベートなスキャンダルとはレベルが違うだろう。

「やはり所属タレントの素行や人脈を監視するプライベートのコントロールも事務所の仕事のひとつであるといえるでしょう。沢尻容疑者は夜のアンダーグラウンドな場所に日常的に出入りし、そこで薬物に手を染めたと言われていますが、大手事務所ならばそうした行動は取らせないでしょう。沢尻容疑者の場合、海外拠点の個人事務所ということで、夜遊びが野放しにされてしまったのかもしれません」(前出・同)

 一部報道では十億円に迫るといわれる賠償金を沢尻容疑者の個人事務所が負担できるのか。今後の課題は山積みだ。(文=相川ナロウ)

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