16日、女優の沢尻エリカが、合成麻薬のMDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕される事件が発生。尿による簡易的な鑑定では「陰性」と出たため、使用の有無はまだ明らかになっていないが、ネット上では過去の不審な発言をほじくり返す動きが活発化している。
「現在33歳にして衰えぬ美貌から、今年9月に発売された美容雑誌『MAQUIA』（集英社）では創刊15周年記念号の“顔”としてカバーを飾り、スペシャルインタビューに応じた沢尻。その際、『10代より20代、20代よりも30代と、心身共にパワーアップできている実感がある』と発言したのですが、今回の逮捕のきっかけとなったMDMAには、多幸感が得られる効果があるため、『パワーアップはクスリによる錯覚では？』『年々、使用量が増えた？』などと憶測する声が広まってしまっているようです」（芸能関係者）
この発言は、「これから40代になっていく自分は想像できますか？」という質問に対するものだったが、沢尻は、「周りにもパワフルでいけてる先輩がいっぱいいるし、全然年を重ねることが怖くないんです」とも語ったため、「その先輩もMDMA所持者？」と疑う声も寄せられている。
「共感作用があるMDMAは、クラブシーンで流行した経緯があるため、親交の深い周囲の人間も所持しているケースが多いといえます。沢尻が言う『いけてる先輩』がそれにあたるのかは定かではありませんが、場合によっては芋づる式の逮捕もあり得ますし、それが同業者であった場合、芸能界が大混乱となる可能性も。特に、沢尻が中心となり結成された、通称“沢尻会”の食事会に参加したことがある女優のファンは気が気ではないでしょう」（同）
来年1月からスタートする、自身初のNHK大河ドラマ出演作『麒麟がくる』では、織田信長の正室となる帰蝶（濃姫）役を演じる沢尻。
今年3月に行われた記者会見では、芸能生活20周年の「集大成」と語り、目に涙を浮かべたが、すでに収録は進んでいるだけに、泣きたいのはスタッフの方だろう。
