粗品「脱・小栗旬」本家と並ぶ人気コンサート“朗読ゲスト”に抜擢!知性派芸人としてランクアップ

編集部

 お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、12月1日に開催されるベートーヴェンの「第九」を1万人が合唱するコンサート『サントリー1万人の第九』の朗読ゲストを担当することがわかった。

 今回で37回目を数える同イベントでは、仲間由紀恵や栗山千明、佐々木蔵之介、小栗旬といった人気俳優が朗読を担当してきた歴史がある。燦然と輝く歴代ゲストに加わった粗品は、お笑い芸人からさらに上のステップをのぼったとも言える。

 今回の起用について粗品は「とても光栄で、非常に楽しみです。過去の朗読ゲストの映像を見て、皆さん完璧だったのでプレッシャーを感じています。中でも、小栗旬さんに似ていると言われるので、小栗さんくらいできたらかっこいいけど、芸人らしく、少しふざけつつ、明るくやってみたいです」と喜びのコメント。“似ている”とネタにされる小栗旬を引き合いにジョークをとばしつつ、文面からは起用に応えようとする決意が伝わってくる。

 また、起用については“意外な偶然”が関わっている。粗品は以前にインタビュー記事で「『サントリー1万人の第九』に出たい」と語っており、それを総監督・指揮を務める世界的指揮者の佐渡裕がキャッチしたことがきっかけだとされる。希望だけで起用されれば誰も苦労しない。粗品の話術、表現力、そして万人の観衆を納得させる実績があるからこそ、今回の抜擢に至ったのだろう。

 昨年のM-1グランプリで一躍若手芸人のトップに登りつめた霜降り明星。粗品はもちろん、相方・せいやもギャグセンスや親しみやすいキャラで人気を博している。“じゃない方芸人”とは無縁の霜降り明星だが、どちらも突き抜けた才能をもっているだけにピンとしての活躍拡大は今後増えていくだろう。

 MC、ナレーター、はたまたプロデューサー。知性派芸人・粗品の未来ははたして。

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