キスマイ「紅白初出場」デビュー9年、待望の大晦日降臨!舞台を選ばない“謙虚さ”でファン獲得

編集部

 9日、アイドルグループ・Kis-My-Ft2が第70回NHK紅白歌合戦に出場することが明らかになった。

 メンバーそれぞれがアイドル活動をはじめドラマや映画、バラエティで活躍しているだけに認知度は十分だが、意外にも“初出場”。デビュー9年目での快挙にファンはもちろん、育ての親であるジャニー喜多川氏もきっと喜んでいることだろう。

 キスマイの紅白初出場は満場一致といったところだろう。2011年にデビューシングル「Everybody Go」でオリコン週間ランキングで初登場1位を獲得して以来、出す曲はたてつづけにヒット。デビュー時はジャニーズ伝統のローラースケートを使ったダンスなどフレッシュさを活かしたスタイルだったが、現在では大人の男性に成長。歌でダンスで表現力で魅せる、円熟味のパフォーマンスを披露している。

 そのスタイルチェンジでも人気は衰え知らず。4月に8枚目のアルバム「FREE HUGS!」を発表し、5月から7月にかけては2年連続となる5大ドームツアーを開催。そして今月13日には25作目のシングル「Edge of Days」をリリースするなど、ここ1年でも充実のアーティスト活動を展開しており、紅白初出場は遅いと感じるくらいの充実ぶりだ。

 その時代に左右されない人気を支えているのは、求められている要望に応えつづける謙虚な姿勢だろう。アーティスト活動と並行して役者はもちろん、バラエティでは体を張ることもいとわない。現在のレギュラー番組「キスマイ超BUSAIKU!?(フジテレビ系)」では、男女の様々なシチュエーションに応じたリアクションが「メンバーの考え方が知れていい!」と女性ファンの支持を集め、隠れた長寿番組となっている。それはいとえに、お高くとまらずありのままの姿を発信しつづける“身近なアイドル像”を貫いているからではないか。

 8日に出演した「ミュージックステーション(テレビ朝日系)」では、新曲の決めゼリフをデータ放送の視聴者投票で決めるという試みに挑戦。生放送での無茶振りにも対応する柔軟さが、キスマイの謙虚さを物語っている。そんな人気者が年末の歌の祭典でどのようなパフォーマンスを披露するのか楽しみだ。

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