チョコレートプラネット「内心うれしい?」流行語大賞“落選”。候補芸人にのしかかる“一発屋”ジンクス

編集部

 お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平と松尾駿は7日、東京大学のキャンパス内で行われたイベントに出席。6日に発表された「新語・流行語大賞」の候補に、「TT兄弟」など自身のネタが選ばれなかったことに言及し、「イケると思ったんですけどね」「選考委員の方には刺さらなかったのかと」と、2人揃って落胆のコメントを残した。だが過去にネタがノミネートされた芸人はほとんどが一発屋として終わっているだけに、選ばれなかったほうが幸運だった可能性も否定できない。

 イベントに現れたチョコプラの2人は、前日に発表された30個のノミネートワードの中に、TT兄弟や、狂言師・和泉元彌のものまね「そろりそろり」が入っていなかったことにため息。松尾が「落T(胆)しました」とTT兄弟のネタにかけて感想を漏らすと、長田も「ネタがちょっと熟成しすぎたのかも」と、昨年10月に初めてTT兄弟を披露したことを明かして落選理由を分析していた。

 毎年のように芸人のネタがノミネートされる流行語大賞だが、その芸人は大半が一発屋として終わる“ジンクス”がある。昨年はひょっこりはんの「ひょっこりはん」が選出され、一昨年もブルゾンちえみの「35億」など枚挙に暇がない。2015年には「ラッスンゴレライ」「あったかいんだからぁ」「安心してください、穿いてますよ」と、現在はほぼテレビで見ることがない3つが選ばれた。もはや芸人に引導を渡す“デスノート”と言えるレベルだ。

 そんな危なっかしいものに選出されなくても、チョコプラの人気は不動のものとなってきている。今年7月には長田が自身のTwitterで「171連勤終わり」「明日は1年8ヶ月ぶりの連休」と働き方改革の真逆を行くツイートを投稿し注目を集めた。相方の松尾も10月にラジオで9月の給与が640万円で過去最高だったことを暴露している。

 2014年には「キングオブコント」で準優勝、2018年にも3位となるなど、賞レースでも活躍するチョコプラの実力は本物。売れるのは当然のことなのだ。そんな彼らだからこそ、下手に“呪いの装備”を抱え込まなかったことが、今後プラスに作用する可能性もあるだろう。

 “流行”しなかったチョコプラの、今後の活躍に期待したい。

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