2021年4月までの期間限定で活動する韓日混成ガールズグループのIZ*ONEが、今月11日に予定していたメディア向けショーケースライブの開催を取りやめた。
韓国の警察は5日、IZ*ONE結成に関わった韓国のオーディション番組『プロデュース48』(Mnet)のプロデューサーら2名を投票操作容疑で逮捕。
『プロデュース48』の演出を手掛けるアン・ジュンヨンプロデューサーは、警察の捜査で同番組に加え韓国のボーイズグループ「X1」誕生のきっかけとなった『PRODUCE X 101』(同)で視聴者投票の順位操作があったことを認めたという。
「『プロデュース48』は、トップ争いをしていたメンバーが急に落選したり、下位だったメンバーがいきなりランクアップしたりと、放送中から順位操作を疑う声が絶えなかった。今回、ヤラセが確定したことで、IZ*ONEが4日後にリリース予定の1stフルアルバムの行方が注目されています」(同)
IZ*ONEは11日、初のフルアルバム『BLOOM*IZ』をリリース予定。4月にリリースした2ndミニアルバム『HEART*IZ』以来、約7カ月ぶりとなり、日本のタワーレコード・オンライン総合予約チャートをはじめ、既に複数のランキングで首位を獲得している。
「前作『HEART*IZ』は初週13万枚以上を売り上げ、韓国ガールズグループとして新記録を打ち立てている(当時)。IZ*ONEの人気はうなぎ上りで、『BLOOM*IZ』は20万枚超えも期待されているだけに、リリース無期限延期ともなれば莫大な損害となりそう」(同)
ヤラセだらけの日本のテレビ界と比べると「こんなことで逮捕されるのか」と思わず笑ってしまいそうな話だが、IZ*ONEサイドにとっては死活問題と言えそうだ。