メディアミックスプロジェクト『Re:ステージ!』の伊津村陽花役の卒業を発表した声優の“ゆみりん”こと花守ゆみりが、雑誌のインタビューでアイドル声優を否定するような発言をしたとして騒ぎになっている。
花守の所属事務所は1日、「先日より膝の不調が続き、詳しく検査したところ『膝蓋骨亜脱臼及び半月板損傷』と診断されました。担当医師からは、当面、膝に負担がかかる可能性のあるパフォーマンスの禁止を申し渡されており『Re:ステージ!』プロジェクト様とも協議を重ね、大変残念ではございますが卒業という形をとらせて頂くこととなりました」と公式サイトで発表。
花守は、17日に開催される『Re:ステージ!』のライブイベントを最後に伊津村陽花役を卒業するという。
ドクターストップでの降板に同情の声が集まるなか、先月31日に発売されたムック「日経エンタテインメント! アニメSpecial 声優バイブル2020」(日経BP)に掲載された花守のインタビューが物議を醸している。
「インタビューで『アイドル声優にはなりたくない』『イベント大嫌い』『アイドルみたいなことを自分がやるのが、受け入れられない』『アイドルをするのが普通で歌って踊って、というのは無理になっちゃった』などと発言しており、声優ファンから『他の声優をバカにしてる』『膝の負傷って本当なの?』などと批判や疑念が相次いでいる。また、花守が『Re:ステージ!』は降板しながらもアイマス(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)を降板していない点も、『矛盾では?』とファンもモヤモヤさせている原因のようです」(記者)
また、4年前に軍手越しのハイタッチ会を開催したことも蒸し返され、「そんなにオタクが嫌なら、アイドル役のオーディションなんて受けるな」などとバッシングされている。
「インタビューをよく読むと、“キャラクターを届けたい”のに、素の自分が出てしまうことでキャラクターのイメージが本来からズレてしまうことに抵抗があると理由を語っている。昔ながらの職人タイプの声優なのかもしれません」(同)
声優ファンに衝撃を与えている花守の「アイドル声優にはなりたくない」発言。他にも同様の考えを持ちながらも、我慢しながら活動している女性声優は多いかもしれない。