きゃりーぱみゅぱみゅ「引退可能性も」コメンテーター化は大失敗

編集部

 今年に入りキャラが迷走中といえるのがきゃりーぱみゅぱみゅだろう。きゃりーといえば、2011年にメジャーデビューシングル『PONPONPON』が話題となり、原宿発のカルチャースターとして人気となった。YouTubeを通じて配信される映像は、世界中で再生され、ワールドツアーも成功させている。

 2012年からは3年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、日本国内でも圧倒的な知名度を誇ったが近年はCDの売上も落ち、人気に陰りが出つつあるといえるだろう。

 そのため今年は歌手活動以外にも活躍の場を見出そうとしていた素振りがみえる。そのひとつが5月と10月の2度にわたる『ワイドナショー』(フジテレビ系)出演だろう。ダウンタウンの松本人志をメインに据えたこの番組は日曜日午前中の生放送ではなく、金曜夕方の録画放送である。そのため、生放送よりも踏み込んだ過激な話題が繰り広げられることでも知られる。

 きゃりーは5月の初出演時はメガネ姿で、インテリ風キャラとして登場。ただそのコメント内容はどれも「薄すぎる」と別の意味で話題となってしまった。

 5月の放送では、美女との名古屋不倫疑惑が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた千原兄弟の“残念な兄”である千原せいじが登場するも、きゃりーは気の利いたコメントは出せず「奥さんが心配」と話すにとどまった。「北方領土を戦争で取り返す」発言が問題となっていた丸山穂高衆議院議員にも「許されることではない」と正面の言葉で批判するのみであった。

 10月の放送においても、東京オリンピックのマラソン競技の札幌開催案に対し『夏フェスは暑かった』と話すなど、実体験に加えてちょっとした感想を述べるにとどまっている。情報のインプットが圧倒的に足りないと言える。彼女の年齢は現在26歳であり「おバカアイドル」的な売り出し方も厳しい年代のため、キャラが迷走中といえる。歌手活動に行き詰まり、ほかの道も難しいとなれば、かねてからささやかれている電撃引退のシナリオも現実味を帯びてきそうだ。(文=相川ナロウ)

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