布袋寅泰、ヨーロッパで絶大な人気を誇るズッケロと日伊国交樹立150年周年を記念してコラボ!
編集部
普段は、ヴォーカリスト兼ギタリストとしてセンターで歌唱する布袋だが、「ローリング・ストーンズ」のライブへのゲスト出演以来といえる、ギタリストに徹してプレイを披露した。 オープニングは最新アルバム『Black Cat』に収録された『Partigiano Reggiano』。
そして、布袋がレコーディングにギターで参加した『Ti Voglio Sposare』が続き、ソウルフルでブルージーなズッケロの歌声と、布袋のシルバーに輝くゼマティス・ギターによるプレイが観客を魅了した。
布袋はMCで、ズッケロのイタリア語によるトークを「日本に来てとてもうれしい。イタリアにもこんなに格好良い男はいないぞ、生まれ変わったら布袋になりたい…」とジョーク交じりに勝手に翻訳して会場の笑いを誘った。 さらに、2人はズッケロがエリック・クラプトンとイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで共演した際に披露したバラード『Hey Man』やイタリアで最高800万枚のセールスを記録したアルバム『Oro, incenso & birra.』に収録されている人気チューンの『Diavolo In Me』などを披露。
最後は、カナダのロックバンド「ステッペンウルフ」の1968年発売の人気曲のカバー『Born To Be Wild』を、2人によるツイン・ヴォーカルで歌い上げた。 写真=外山繁 / Shigeru Toyama