10日、TOKYO MX「バラいろダンディ」が放送され、隔週木曜レギュラーのコメンテーターとして「NEWS」小山慶一郎が登場した。個性派揃いのコメンテーター陣のなか、第1回の放送を終えた小山のコメントが話題となっている。自身をクリーンなキャスターとして自己評価している小山だが、はやめにイロモノだと気付いてくれた方が世間からの需要は高まりそうだ。
小山は、番組における自身の役割について「きっと『きれいなことを言うだろう』とか、『コメントがちゃんとしているんじゃないか』と思われているなかで、いかに崩していくかのバランスだと思うんですよね」と分析。続けて「MX色に染まっていく自分というのは、すごくやりがいがあります」と、強烈な出演者の中でどれだけ自分が活躍できるかという期待を明かした。
小山といえば、過去に不祥事を起こし、メインキャスターを務めていた日本テレビ「news every.」を降板したことが話題となった。小山が六本木で女性数人を交えた飲み会を主催し、未成年の19歳女子大生にお酒を一気飲みさせたことが「週刊文春」で報じられた。飲み会でコールをする小山の音声がネットで流出し、小山は芸能活動の自粛を余儀なくされたのだった。
今回の小山の登場に「また問題起こすんじゃないの?」「ギャラが安くなったか」「MXってびっくり、そんなに仕事ないのかい」など、「news every.」からMXへと“都落ち”という声が寄せられた。「こんなに嫌われているジャニーズみたことない笑」「小山はコメンテーター系の仕事向いてないよ」「この人どこに需要があるの?」といった批判もでている。
MXといえば、これまで騒動を起こして表舞台から遠ざかっていたタレントや元局アナなど、話題性のある個性派タレントが多く起用されている。news every.から降板してもなおキャスターへの未練がある小山にとって、今回の起用は絶好のチャンスといえるだろう。
しかし、世間からの需要がないだけに、自己評価を改め、脇役に徹した方がキャスターとしての道は開けそうだ。