ついに幕を閉じることになるのだろうか。
朝のワイドショー番組「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ系)が2020年10月に終了し、その後継番組にフジテレビを退社したばかりの笠井信輔アナを据えるプランが進行していると週刊文春(文芸春秋)が報じた。
「とくダネ」といえば、1993年4月に放送が始まった長寿番組で2016年7月に、同一司会者による全国ネット情報番組としての最多放送回数4452回を達成、2018年には5000放送回を記録した。これまで何度も打ち切りの危機がありながら長年にわたって、帯番組を成立させてきた小倉のスゴさはどこにあるのだろうか。
「これまで番組では、小倉の上から目線の発言や、辛口コメントで度々、炎上することがあり、お茶の間からは『朝の情報番組にふさわしくない』『MCをかえてほしい』『不愉快だ』といった声が、いくどとなく上がっていました。それでも降板しなかったのは、小倉が番組スタッフから愛されていたからです。
自腹で番組スタッフ170人以上を温泉慰安旅行に連れていったり、高級焼肉弁当を差し入れたりと番組関係者を大事にする姿勢が、局内でも高い評価を得ていました。下っ端のADに対しても気を遣うので、小倉に関わった人で彼を悪く言う人はいませんよ」(テレビ局関係者)
そしてもう1つ、フジテレビが小倉を切らなかった最大の要因がカネだという。