27日に放送された木村拓哉主演『グランメゾン東京』(TBS系)2話の視聴率が、13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。1話の平均視聴率は12・4%で、数字を上昇させた形だ。
さすがはキムタク、といったところか。回を重ねるごとに視聴率が下降していくのが当たり前のドラマ界で、明確な上昇。初回放送はプロ野球日本シリーズの放送で50分遅れで、その後が心配されたが、録画機能や配信でも追いかけた視聴者が多数だったということだろうか。
もちろん全盛期のキムタクドラマの視聴率とは比較はできないが、20年以上も安定して視聴率を獲得しているあたり、やはり固定ファンの強さは圧倒的といえるだろう。
「今後はスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系)も放送されますし、ソロアルバムも発売されるなど『キムタク祭り』が続く状況ですが、まずは得意の連ドラでしっかり存在感を示しています。
50歳近くになりましたが、ここへ来ても大攻勢。やはり令和もキムタク、なんでしょうか……」(記者)
とにかく視聴率は取れる男。バラエティでは「老けた」だの「口がヤンキーのまま」だのいろいろ言われてしまうが、やはり演技だけに集中していれば高評価を受けるのかもしれない。