真野恵里菜「SNSでファンとケンカ」は大人げない？ ダルビッシュ有に学ぶ「太っ腹対応」の妙
編集部
さらに、ダルビッシュにはそうした割り切りの力以外にも、SNS巧者である要素があるという。
「さらに最近の出来事としては、今月の15日に彼がグローブのプレゼント企画を行ったのですが、『グローブよりもRTX2080 Tiをください』と、パソコンの画像処理能力を担当するグラフィックボードというパーツを欲しがったファンがいたんです。これに対して、ダルビッシュさんはこのパーツの事を調べたものの、パソコンに詳しくないから何が何だか分からなかったそうなんですよ。そこで『この数年で一番敗北感を感じた』とコメントしたところ、ダルビッシュさんにこのパーツの説明をしてくれたファンがいまして。
これを観た彼は、『とりあえず凄いもので夢があるものだと感じたので2台プレゼントします！』とグラフィックボードのプレゼント企画を行ったんです。分からない、だけで終わってしまったら皆が面白がって叩いたりしていたかもしれませんが、うまく転がしたことで逆に多くの人がダルビッシュさんに対して好印象を抱きました。こういう柔軟性みたいなものって、SNSを有名人の方がやる上では必須なんじゃないかなあと」（同上）
有名人であってもそうでなくても、下手な立ち回りをすると途端に炎上してしまうのが現在のネット社会である。個人での発信ができるという手軽さこそあるものの、割り切りやスルー力、柔軟性など、有名人にとってSNSの運用は様々なものが求められることは確かなようだ。