お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実が、東京国税局から税金の申告漏れを指摘されていたことが報じられている。
謝罪会見で「想像を絶するルーズさによって、申告を先延ばししてしまった」と語る徳井だが、2年も前に徳井のルーズさを見抜いていた芸能人がいるのだ。それは、俳優・内藤剛志。「最強の刑事」捜査一課長の眼力にかかれば、次々と不祥事が明るみに出てくるお笑い界も一網打尽かもしれない。
謝罪会見で今回の原因としてルーズな性格を挙げた徳井だが、その性格のためか遅刻魔としても有名だ。そしてその遅刻現場に、2週連続で居合わせたのが内藤だったのだ。中京テレビの日曜朝の生放送番組「前略、大徳さん」にレギュラー出演する徳井だが、2017年に2週続けて寝坊。その時の様子を徳井は自身のレギュラー出演ラジオで話しており、東京から名古屋に向かう新幹線の中で、内藤と遭遇したのだという。同じ名古屋で徳井より遅い時間の生放送出演のため定刻に乗っていた内藤は、徳井の2回連続の失態に対し「なんやお前！」「なかなかやな」とコメントしたという。
内藤は、テレビ朝日の人気ドラマ「警視庁・捜査一課長」で主演を務めるなど、数々のドラマで刑事を演じる刑事役の第一人者。実直なイメージで人気を博し、9月には大阪と愛知で2日続けての一日署長に抜擢されるなど、本人が役柄に染まってきているようだ。そんな身も心も刑事らしさを備えたからこそ、徳井の“犯行現場”を押さえられたのだろう。
ちなみに内藤が新幹線で徳井と乗り合わせる理由となった番組は、東海テレビの生放送番組「スタイルプラス」。番組の10周年となった2015年には、内藤は「お世話になっている場所だから」と名古屋に「ふるさと納税」をしたという。ルーズさがたたって納税の義務を怠った徳井とは対象的な話だ。
今年に入って不祥事が相次いでいるお笑い界。そんな時代こそ、彼らに目を光らせる内藤のような“刑事役”が必要なのかもしれない。捜査一課長は、次にどんな“事件”を見抜いてくれるのか。芸能界全体に喝を入れる存在として、内藤の活躍に注目していきたい。
