【連載21】洗顔しすぎに御用心! 顔の美肌を保つ正しいクレンジングの仕方とは?
編集部
過密スケジュールで睡眠不足だったり、疲れてケアをするのも面倒だったりする時もあると思うのですが、美しさを保つために毎日のクレンジングにはこだわりがあるようです。 北川景子さんは、朝は水洗顔のみで、夜だけ洗顔料を使って必要以上に肌の油分をとらないように気をつけていることを過去のインタビューで明かしています。 また、南野陽子さんはメイクを落とさずに寝たことは一度もないそうで、ポイントメイクは専用リムーバーで顔全体はオイルやジェルタイプのクレンジングをたっぷりと塗り、マッサージしながらのクレンジングを習慣的に心掛けているとか。 肌は「表皮」、「真皮」、「皮下組織」、「筋膜」、「筋肉」の5つの組織層で成り立っています。 人間には傷ついた細胞が自然に治ろうとする自然治癒力というパワーがありますが、肌も同じです。
健康で充分な睡眠がとれていれば、肌はいつも美しくなろうと頑張ります。 そんな肌が唯一自分でできないのが「汚れをおとすこと」です。 毎日のクレンジングは、高価な美容液を使うよりも大切なケアなのです。
ただし、必要以上の洗顔はお肌が本来もっているバリア機能を低下させ、「皮脂」の分泌が適正に行われなくなることも…。 「皮脂」は過剰に分泌されることで、ニキビなどのトラブルの原因となりますが、本来は肌の表面を保護してくれる“天然のクリーム”です。
このおかげで、皮膚表面はなめらかに潤っています。
必要以上の洗顔は、乾燥肌の原因だけではなく、肌を守ろうとするために過剰な「皮脂」の分泌を招き、結果的にニキビの原因をつくることにもなりかねないわけです。