タレントの小島瑠璃子は18日、自身のInstagramを更新し、芸能界デビュー10周年を迎えたことを報告。周囲の仲間や友人、ファンに日頃の感謝を丁寧に述べた。だが「10周年」と言いつつも、デビュー当時15歳だった小島はまだ25歳。年齢に見合わぬ、しっかりとしつつも「媚びすぎ」と思われない絶妙なラインを保った小島の感謝の言葉に、大物ぶりを感じる人も少なくないだろう。
2009年の10月18日に、ホリプロのスカウトキャラバンでグランプリを受賞した小島。それから10年後の今月18日に、受賞時にティアラをつけてくれたホリプロの先輩・榊原郁恵や、これまで芸能活動を支えてきたマネージャー・ファン、さらには身近な家族・友人などに「いつも本当にありがとう」とコメント。「これからも人を大事に、人を傷つけないように、楽しくお仕事していきたいです」と今後の抱負を語った。
小島といえば、バラエティ・情報番組・スポーツニュースなど様々なジャンルでマルチな才能を発揮し、現在も多くのレギュラーを抱える人気タレントだ。2017年には衆議院の総選挙で選挙特番にも抜擢され、的確なコメントを残し大きな話題となってコメント力の高さを世に知らしめた。
グランプリにも輝いたそのビジュアルから、グラビアが多くなり女性人気が下がりがちな小島。しかし午前中の生放送への出演をPRしながら、「もう寝ます」というコメントとともに自身のスッピン画像を公開するなど、「男ウケばかりを狙っているわけじゃない」姿勢をアピール。卓越したバランス感覚を持った、世渡り上手な一面もあるのだ。
近年の小島は選挙特番をはじめ多くの番組で池上彰と共演するなど、ジャーナリストの視点を持った池上からも重宝されるほど。10周年で各方面に適切な感謝をするバランス感覚や、アドリブの利く対応能力の高さは今後も磨かれ続けるだろう。これから先さらに芸能界でその才能が研ぎ澄まされたとすれば、ゆくゆくは政治家への進出もありえない話ではないのかもしれない。
“老獪な25歳”の今後の進む先が、今から目が離せない。
