松村邦洋のもっとも「似ていない」モノマネは? 爆笑問題語る

編集部

 15日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)において、松村邦洋のモノマネの話題となった。松村は11日に行われた「爆笑問題withタイタンシネマライブ」にゲスト出演した。爆笑と松村は、太田プロダクションの同期芸人であり30年来の付き合いがある。

 そのため、長い間、松村のモノマネを間近で見ていた。練習熱心で知られる松村は、太田の家に電話をかけてきて延々とモノマネを聞かせることもあった。ビートたけしや、小泉純一郎元首相といったクオリティの高いネタがある一方で、まったく似ていないモノマネもあるようだ。

 田中裕二は「全然成長しないのはナンチャンのマネだよね」と話し、松村が行う甲高いナンチャンの声を披露した。これに太田光は「あまり愛情がないんだろうね」と鋭い指摘を行った。

 確かに、松村のものまねはドラマのセリフなど、自身が「好きなもの」を表現するものである。ヘビーリスナーだった『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)を2時間そのまま再現するモノマネなどは、そうしたリスペクトの賜物といえそうだ。松村とウッチャンナンチャンはそれほど、接点がないため、そうした結果になるのかもしれない。

 さらに、松村はネタを完璧な状態で出さず、ゆるい状態で出して、そこから微調整を重ねていくことで知られる。西田敏行や津川雅彦からは「そうじゃないよ」といった、具体的なアドバイスをもらうほか、むしろモノマネの対象が松村に寄せてくる現象もあるようだ。そうした松村の姿勢に田中は「一応やってみるんだよ、あの人いろいろね」と評していた。

 自身が興味を持ったものはとことん突き詰める姿勢がそこにはある。思わぬ方向から現れる松村の新ネタはこれからも量産されてゆきそうだ。(文=相川ナロウ)

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