「レポ番組はガチ」伊集院光が見たテレビの裏側

編集部

 14日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、テレビ番組の裏側エピソードが語られた。

 この日の放送では、テレビ番組のやらせ事情についてツッコミのネタが読まれ、これを受け伊集院は「ニュース番組でレポーターが隠れ家的レストランに向かうロケで『この辺だと聞いてるんですけどね』」と、トボケながら向かうことに「お前当てずっぽうで来ているわけじゃねえだろ」「しかもニュース番組だよ」とツッコんだ。ただ、これはテレビのお約束ではあろう。

 伊集院はさまざまな番組に出演してきているが「いま『街レポ番組』はガチなのが増えてきている」と変化を語り、サンドウィッチマンとやっているバス路線の番組は「ガチで飛び込んで、向こうの都合からすれば当たり前なんだけど、断られて、その断ってるところも映さないでっていうのも、向こうの権利だから」といった裏側があると語った。

 街ルポ番組といえば事前にリサーチがなされ、そこで出会う街のご当地グルメや、さらに出会う人すら用意されていることもある。ただ、そうした企画を行う場合は事前の準備が必要となるため、予算減のテレビ番組としては作りづらい事情もあるのかもしれない。

 これは『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)の人気ワンコーナーである「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」であろう。「帰れま10」のグルメ系企画は、本当に「帰れない」ことで知られており、この企画もガチ度が高いのだろう。

 伊集院は「手間の過少申告みたいなものがあったりする」とテレビ番組制作の裏側が語られた。今は一般人でもネットを通じて簡単にやらせを告発できる。そうした批判を避けるためにも、ガチ度は上げざるを得ないのかもしれない。(文=相川ナロウ)

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