ソフトバンク「守備職人」今宮健太5打数5安打3HRでMVP! 「自分でもびっくり」高校通算62本塁打の打撃覚醒?

編集部

 “守備職人”が打撃で大爆発だ。

 13日、プロ野球クライマックスシリーズが行われ、西武戦に挑んだソフトバンクの今宮健太がシリーズ初の1試合3ホームランと大当たり。この日、5打数5安打で合計19打数10安打。3-9で勝利し、チームを日本シリーズへ導き、堂々のMVPに輝いた。

「自分でもびっくりしてます」

 ゴールデングラブ賞通算5回を誇る守備の職人が、まさかの大爆発だ。まずは初回にヒットで出塁すると、3回に先制のソロ本塁打。チームが1点差に迫られた6回に今度は2ラン。さらに7回にもタイムリーを放ち、9回にはダメ押しとなる特大2ランを再び放ち、食い下がる西武にトドメを刺した。

「チームが獲った9点の内、6点が今宮選手のバットから生まれているだけに、今日はとにかく止まらなかったですね。打率も結局.526、シリーズを通してよかったですし、MVPは当然でしょう。

ショートということもあって、普段はソフトバンクの守備の要。シーズン中の打率も.256と目立ったものではないですが、西武は思わぬ“伏兵”にやられた印象です」(記者)

 高校時代は通算62本塁打と強打を誇ったが、自身は「自分に合っているのは本塁打じゃない」とコメント。プロ入り後は西武や楽天などのショートとして活躍した「松井稼頭央さんみたいな選手になって3割、30盗塁を決めたい」と俊足巧打を誓っていた。

 目標通りの選手として成長した今宮だったが、この日はかつての高校時代を彷彿とさせるようなスラッガーぶりだった。

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