阪神・藤浪晋太郎「藤川球児の後継」でクローザー転向!? 「1イニング限定」2試合連続の無失点

編集部

 12日、阪神タイガースの悩めるエース藤浪晋太郎がフェニックス・リーグの西武ライオンズ戦に登板し、1イニングを無失点。これで2試合連続の無失点投球となった。

 1軍が日本シリーズ進出をかけ、東京ドームで巨人としのぎを削っている頃、藤浪は宮崎で力投していた。若手の教育リーグとなるフェニックス・リーグに参加しているからだ。

 この日、藤浪の出番は5回だった。先頭バッターに四球と、課題となるコントロールの不安を覗かせたものの、その後は3者できっちり3アウト。最後バッターを三振で仕留めた藤浪は「毎試合、毎試合いろいろな課題をもってやっていきたい」と充実ぶりを語っている。

 藤浪といえば、甲子園優勝投手として鳴り物入りで阪神入団後、先発一筋でプロ通算50勝を上げている投手。だが、ここ2試合は、いずれも中継ぎ登板となっている。

「当然といえば、当然ですが、短いイニングの方が四死球が顔を覗かせる機会が少ないので、安定していますね。これまでは制球力を課題にフォームチェンジを繰り返してきた藤浪ですが、最近はあまり気にせず荒れ球と付き合いながらも、力強いボールでバッターをねじ伏せている印象です。

もともと12球団で一番ボールの平均速度が速い投手。先発完投できるスタミナは惜しいですが、中継ぎにも高い適性があると思います」(記者)

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