8日深夜放送(関西地区は5日)の『おかべろ』(フジテレビ系)に、元TBSアナウンサーで、4月よりフリーとして活動している宇垣美里が出演した。
宇垣は、抜群の美貌に加えTBS在職中からエッセイ執筆をこなすなどマルチに活躍してきた。そのため、本人が独立を考えていない時から、複数の芸能事務所からオファーがあったという。そこからオスカープロモーションを選んだのは「(タレントとしての)方向性が見えていないというので拾っていただいた。『あなたはこうですね』と言われると反発してしまう」と、いつもの宇垣節が全開だった。
もともとアナウンサーを志望した動機は、メディア関係の仕事を志望しており書く仕事が好きだったので記者職を目指していた。その前に日程の早いアナウンサー試験をお試しで受けたところあっさりと通ってしまったようだ。これには岡村隆史も「個の力がすごいというか」と、驚きだった。
さらに女子アナウンサーの登竜門といえるミスコンでも宇垣はグランプリを獲得しているが、それも他薦ではなく自ら名乗りをあげた。「普通の大学生だったので何か肩書が欲しかった」と語っていたが、それで勝ってしまうのは「完璧すぎる人生」ともいえそうだ。
番組ではネット上でささやかれる、さまざまな宇垣伝説の検証も行われた。テイク2を求めてくるスタッフに激怒した話については「スタジオならともかく、外で道をふさいで何度もやろうとした」と宇垣が話すと、岡村は「自分だったら、まわりの人に『どうも、すいません』と言いながらやるけどね」と話し、宇垣を追い込み笑いにしていた。
岡村が「個がある」と評した通り、これまでの高飛車系女子アナとも違う宇垣のタレント適正はかなり高いといえそうだ。(文=相川ナロウ)