大手出版社・新潮社が告知した「夏の騎士ヨイショ感想文キャンペーン」が、発表後間もなく中止となった。

 新潮社の公式Twitterは、全身が金ピカに加工された作家の百田尚樹氏が、笑顔で図書カードを持っている画像を投稿。「百田尚樹の最新小説『夏の騎士』をほめちぎる読書感想文を募集!」「百田先生を気持ちよくさせた20名の方に、ネットで使える1万円分の図書カードを贈呈!」と告知し、加えて「国語の教科書にのせるべきだ」「そうか。この本と出会うために、僕は生まれてきたんだ」などと例文をツイートした。

 これに対し、Twitter上では「これほど最低なキャンペーンはそうそうない」「初めて新潮社を気持ち悪いと思った」「新潮社ここまで堕ちたかと思って悲しい。最低ですよ。他に新潮社から本を出してる先生方が気の毒」「ヨイショしたら図書券やるぞって、やってて恥ずかしくないのか」などと不快感を示すツイートが殺到。

 タレントのラサール石井も、「なんだこれ。これおおっぴらにやることなのか。マジな宣伝を洒落っぽくやったつもりか。マジな気持ちが透けて見えて、洒落っぽさから何万光年も遠いわ。新潮社様。『波』も定期購読しております。どうしちゃったんですか。お気を確かに」と批判。結局、このキャンペーンは翌日に中止が発表された。

 新潮社はほかにも、百田氏の顔がタピオカドリンクのタピオカになった広告や、百田氏が少女マンガ風に描かれた広告など数種類を展開。これに対しても「つまらない」「学生の悪ふざけレベル」などと悪評が噴出している。

「『炎上商法』『出版不況の表れ』などという声も飛び交っていますが、深い理由はなく、担当者は純粋に面白いと思って企画したそうです。百田氏も『話題になりそうだ』とノリノリで引き受けたようですが、発表してみると『新潮社ともあろう出版社がヨイショ感想文を募集するとは何ごとだ』と盛大にスベッてしまった。反応を見誤ったというのが全てでしょう」(出版関係者)

 新潮社出版部文芸のブランドに傷がついてしまったこの騒動。百田氏は「善意の企画が空回りしただけ」と見解を述べているが、世間は笑って受け流してくれるだろうか?

新潮社がダダ滑り! 「百田尚樹ヨイショ企画」中止、関係者「面白いと思ってやった」のページです。エンタMEGAは、エンタメ社会・事件カルチャーの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!