『27時間テレビ』3年ぶり生放送中心の理由

編集部

 11月2日から3日にかけて放送される『27時間テレビ』(フジテレビ系)が3年ぶりに生放送中心になることがわかった。総合司会を務めるのは昨年に引き続きビートたけしと、関ジャニ∞の村上信五である。両者の組み合わせは3年連続となる。テーマは次年度のオリンピックを意識した「にほんのスポーツは強いっ!」である。

『27時間テレビ』は2015年にこれまでのバラエティ番組路線をやめ、教養路線へとシフトした。さらに生放送を取り止め、ほぼ全編が録画報道となった。今回は教養路線を引き続きながら、生放送を取り入れるが、この背景には何があるのだろうか。

「ひとつは、ビートたけしの事情がありそうですね。たけしは、2018年4月にオフィス北野を退社し、新事務所T.Nゴンを設立しました。この事務所はたけしの愛人女性が取り仕切っているといわれ、旧知のスタッフが解雇されるなど、ワンマン体制が取りざたされています。経営はうまくいっているとはいえないので、やはり、たけし的には『稼がなければいけない』事情がありそうですね」(芸能関係者)

 もう一つが村上側の事情である。村上の生放送への起用によってMCとしての力量を試すねらいがありそうだ。

「村上に期待されているポジションは、やはりポスト中居正広だといえるでしょう。中居はこの番組では過去に何度も総合司会を努めてきた存在ですから、後輩の村上が中居に伍する力を見せる絶好の場だといえますね。今回の結果次第で、総合司会を3年間続けてきたたけしと村上のタッグが今後も継続するのかどうかが決まるともいえそうです」(前出・同)

 どのような形になるかは未知数だが、お笑いファンにとってはいぜんとして注目度が高い番組であることには変わりないだろう。(文=相川ナロウ)

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