椎名林檎「禁断の手のひら返し」でベスト盤発表!東京五輪は稼ぎ時、“絶頂期での引退”との噂も

編集部

 シンガーソングライターの椎名林檎が自身初となるオールタイムベストアルバム「ニュートンの林檎~初めてのベスト盤~」を今年11月に発売することが25日、わかった。昨年デビュー20周年を迎えた椎名の節目を飾るリリースだが、「ベストアルバムは出さない」主義として知られていた椎名の突然の手のひら返しにファンからは多くの戸惑いの声が上がっている。

 今回のアルバムでは、各種チャートなどを基にしたリサーチ結果や、ファンからの支持が高かったりリクエストの多かった曲などから、スタッフとともに椎名自身が選曲しているという。「ここでキスして。」「本能」などの代表曲だけでなく、アルバム収録曲やライブで人気の曲も含まれている。

 しかし椎名が「ベストアルバムは出さない」というスタンスを取っていたことは有名で、たびたびネット上で話題となっていた。事実、これまでコラボベストはあったものの、ベストアルバム自体は出しておらず、今回のタイトルでも「初めてのベスト盤」と銘打っているほどだ。

 そんな椎名がベストアルバムを出すと発表されたことで、突然とも思える心変わりの理由を推測するファンが続出した。「このまま引退で曲作りとプロデューサーに転身かな?」といった引退を予想する声や、「オリンピック開会式に向けてか」と、東京五輪のプランニングチームに名を連ねる椎名が、注目を集める現状を利用しているのでは、と見る意見も飛び出した。

 2012年に解散した音楽バンド「東京事変」のボーカルも務めていた椎名は、元々知名度も申し分無く、熱狂的なファンも少なくない人気アーティストだ。そんな椎名にとっても、東京五輪というビッグイベントに関わるタイミングでのリリースは、これまで椎名の音楽に触れたことのない層へのPRに絶好の機会だろう。それを狙ってのベストアルバムという選択であれば、その狙いはばっちりはまる可能性は高い。

 発売はまだ先になるが、アルバムの売れ行きにも注目していきたい。

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