ダルビッシュ有「精神崩壊」ロッカールームで大暴れ!“天敵”張本勲のコメントは?

編集部

 メジャーリーグのシカゴ・カブスに所属するダルビッシュ有は日本時間23日、セントルイス・カージナルス戦に先発として登板した。

 ダルビッシュは9回途中3失点と好投するも、1点リードの9回に2点を奪われ敗戦投手となった。逆転負けを喫し、優勝を争っていたチームも6連敗と急ブレーキ。自らの前回登板から続く連敗を寸前で止められなかった責任感からか、試合後ダルビッシュは自身のロッカーに蹴りを見舞うなど大荒れ。周囲から冷ややかな目を向けられる始末だった。

 ナショナル・リーグ中地区首位のカージナルス戦に先発したダルビッシュは好投を見せ、8回を終わって2対1とカブスがリード。相手先発の元巨人・マイコラスとの投手戦に投げ勝った、かのように見えたダルビッシュだったが9回にまさかの2失点で逆転負けを喫し、チームも6連敗。試合後のクラブハウスでも、ダルビッシュは「人生でも最悪」「勝たなきゃいけなかった。なのに負けた」とコメントしながら、ロッカーや飲料水ボトルなど物にも当たり散らして苛立ちを露わにしていた。

 9月中旬まで地区優勝を争っていたカブスは、今月17日までに5連勝を記録。しかし18日に登板したダルビッシュが敗れ連勝を止めてしまうと、チームもそのまま連敗がスタートし優勝が遠のいていっていた。そんな、自分から始まった嫌な流れを止めるため、絶対に勝ちが求められたダルビッシュだったが、期待に応えることができず試合後も醜態を晒す有様だ。

 ここ一番で結果を残せなかったダルビッシュだが、“球界の御意見番”として知られる張本勲の言っていた通りの結果になったのかもしれない。7月に張本が大船渡高校・佐々木朗希が県大会決勝の登板を回避したことについて「投げなかったことが残念」と語った。するとダルビッシュは、自身のTwitterでこの発言の記事を引用し張本の発言を非難。「シェンロンがいたら、このコーナーを消してくださいと言う」とまで言い放った。そんなダルビッシュに対し張本は、週刊誌「週刊文春」のインタビューで「ツイッターに書き込まないほうがいい」「自分のプレーをしっかり頑張るべき」と、“本業”に専念するよう勧めるなど、2人の間では“冷戦”が勃発している最中だ。

 インタビュー中には、ダルビッシュに「あの子はTwitterでべらべらしゃべりすぎる」とも苦言を呈していた張本。最近も試合の前後にも自身のミュージアムやお笑い芸人のツイートをリツイートしており、お世辞にも野球に集中しているようには見えない。今回の逆転負け、さらには試合後の大人げない態度も、そうした野球への意識の欠如が根底にあるのかもしれない。この醜態に対する来週末の“御意見番”の大ナタが、今から期待される。

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