9月19日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』（ニッポン放送系）において、堺正章と連絡先を交換したエピソードが語られた。
岡村にとって堺は「ミスターかくし芸」であり芸能界の大先輩である。次年度のNHK大河ドラマである『麒麟がくる』で共演する間柄でもある。岡村は神出鬼没の謎の農民である菊丸、堺は明智光秀の指南役である京都の医師である望月東庵を演じる。双方、シーンとして共演の機会はなかったものの、撮影終了のタイミングが重なり「もう帰るの？ いなさいよ」といわれ、しばし談笑したという。
堺から「忙しいの？」と問われた岡村。なぜかと思うと、すでに4回食事に誘っているものの、すべて断られているという。岡村は記者会見の時に、堺がほかの出演者と食事へ行く話を耳にしており「キャストってこうやって仲良くなっていかはるんや」と思っていたようだ。
ただ、その後一度、自身のマネージャー経由で誘われるもスケジュールの都合で断っていた。残りの3回については岡村自身も把握していなかったようで「どこで止まっているのかな」と不思議なようだった。堺にとって岡村はないメンバーとなっていたようで「頭の中であなた破いている。一番最初にあなたの名前を破り捨てている」と話し、笑いを誘っていた。
共演者として向かいあった堺の印象は「話に緩急があるというか、普通の話、してはるなと思って、ところどろこでポーンと落としはる」関西芸人にはない関東のリズムを感じたようだ。話をしながら「つなぎ」である、「チョコパンをめちゃくちゃ食べてはった」と細かい観察も欠かさなかった。
お互いの携帯に連絡先を交換し終えたことも報告し、今後はマネージャーなどを通さず直接のやりとりが可能となった。岡村の意外な交遊録が生まれるかもしれない。（文＝相川ナロウ）
