17日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』（TBSラジオ系）において、ZOZOTOWNをソフトバンク傘下のヤフーに売却した、ZOZOの前澤友作元社長について語られた。
番組冒頭、太田光は「ZOZOTOWNの友達の瀬々監督です」とボケた。相方の田中裕二が珍しく俳優として出演した『感染列島』を監督した瀬々敬久の名前をあげるマニアックなボケだ。これには田中も「瀬々監督はたぶんねZOZOTOWNと友達じゃないと思う」と律儀にツッコんでいた。
自身のサイトを売却した行為に太田は「金なかったんだな。前澤もかわいそうに。結局ゴーストタウンになって。シャッター通りになって」と話し、さらにソフトバンクの孫正義会長兼社長の名前を出し「孫さんが損して得取れみたいに」と話し、普段、爆笑問題が披露している漫才の時事ネタのような展開を見せた。いつにも増してキレがあり、突然の展開に太田も驚きの様子だった。
さらに前澤元社長に対しても「わかんないね。金持ちのやることは。宇宙行きたいから会社売りましたって、SF漫画の世界じゃない。そんなこと言うやついる？」と、ぶっ飛んだ考え方に驚きの様子だった。孫が、交際中の女優の剛力彩芽の話を出した時に見せた「シーッ」の仕草も気になったようだ。太田は「今さら何言ってんだよ」とツッコんだ。
太田は常に時事ネタをイジることで知られるが、その対象は芸能人ばかりとは限らない。過去には日産のカルロス・ゴーン元会長もきっりちとイジっていた。
この日の放送では、闇営業問題から復帰したザブングルを、15日放送の『爆笑問題日曜サンデー』（同）できっちりイジり倒した経緯も報告していた。やはり世の中のすべての事象を笑い飛ばしたい思いがあるのかもしれない。（文＝相川ナロウ）
