ニッチェ江上敬子「ドラマ初主演」夢叶えた?

編集部

 ニッチェの江上敬子がドラマ初主演を果たし話題となっている。

 28日放送の『背徳の夜食(仮題)』(フジテレビ系)において、食欲の誘惑に負けてしまう女性を演じる。ずんぐりと太った彼女の体型をうまく活かしたキャラクターであろう。ドラマ初主演の江上はある意味では夢をかなえたともいえそうだ。

「ニッチェは日本映画学校(現・日本映画大学)の俳優科出身です。この学校は、漫才の授業があり、そこでコンビを組み結成のきっかけとなりました。同じように生まれたコンビとしてはバカリズムや、ウッチャンナンチャンがいますね。ニッチェは当初は2人とも女優志望だったようですが、学校のスタッフから『お前らに女優は無理だから、お笑いをやれ』とすすめられ芸人の道を選びました」(芸能関係社)

 ニッチェはそのまま専門学校の先輩であるウッチャンナンチャンや出川哲朗が所属するマセキ芸能社の芸人となる。マセキ芸能社は、数ある芸能事務所の中でも芸人の待遇の良いホワイト事務所として知られる。

「ニッチェが得意とするのはキャラクターになりきったコントですから、これは女優志望の演技経験が生かされているといえるでしょう。さらに江上は2018年2月公開の映画『犬猿』でも、主役級の活躍を見せ評判を呼びました。今回のドラマ初主演で、映画とテレビドラマを制覇し、女優になる夢をかなえたともいえるでしょう」(前出・同)

でんでん、吹越満、田口浩正など、日本映画に欠かせない脇役俳優たちは、元お笑い芸人出身者が多い。コメディタッチはもちろんシリアスな演技まで幅広くこなせるのが魅力なのだろう。ニッチェ江上もそうした個性派女優になる可能性を秘めた存在といえるかもしれない。(文=相川ナロウ)

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