AbemaTV「全裸ブスHow much?」大炎上! 「サイバーエージェントの採用基準そのもの」と皮肉も

編集部
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 AbemaTVのレギュラー番組『おぎやはぎの「ブス」テレビ』で9日に放送された検証企画「全裸ブスHow much?」に批判が殺到している。

 同番組は、番組から「ブス」にカテゴライズされたレギュラーメンバーが毎回スタジオに10名程出演するバラエティ番組。2017年1月に月曜夜9時台でスタートし、放送回数は126回をカウントしている。

 最新回では、レギュラーメンバーにニセの雑誌取材を行い、ヌードになるためのギャラを聞き出すモニタリング企画「ブスはいくらで脱いじゃうのか」を放送。管理栄養士やキャバクラ店員、女芸人など6名に対し行い、結果は0円から1億円と幅広い結果に。VTRでは、「3万で脱いじゃう、リーズナブルな鳥越(名前)」「出版社の皆さん、リーズナブルな女の子もいますので、オファーお待ちしてます」などのナレーションがつけられていた。

 これに対し、同局に出演経験がある太田啓子弁護士は、「『ヌードのオファーを受けるところをこっそり撮影して反応をさらす』なんてそれ自体セクハラでしょう。セクハラを娯楽コンテンツにすること自体許されない。出演女性が仮に承諾していてもです」などと同局アカウントに抗議。

 他にも、「他者の容姿をジャッジした挙句、自己表現でもないヌードを人間の尊厳ごと金で買おうとする最低な行為って分かってますか?人権意識がなさすぎる」「コンプライアンスって言葉を知ってますか?速やかにこの番組制作に関与した職員及び関係者に適正な処分を下さなければ、二度と御社の信頼が回復することはないでしょう」「まだこんな昭和な感覚の番組やってるの?古すぎ」(全て原文ママ)などと苦情が殺到。

 また、『なぜ共働きも専業もしんどいのか』(PHP研究所)著者の中野円佳氏は、「『ブス』でキャラを立てようとすると自虐は加速します。『上司の「いじり」が許せない』という本で書いていますが、最初は笑っていた本人も深く傷ついていくケースがあります」と出演女性たちの心情を危惧している。

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