吉沢亮、21年大河主演も「人気維持」が至上命題!“天陽ロス”が一過性ブームの可能性も

編集部

「また見られる」と喜んだら、放送はだいぶ先で肩透かしされたファンもいるだろうか。

 NHKは9日、2021年放送の大河ドラマが渋沢栄一の生涯を描く「青天を衝(つ)け」で、俳優・吉沢亮が主演を務めることを発表した。吉沢は同局の連続テレビ小説「なつぞら」に出演し、“天陽(てんよう)ロス”を引き起こすなど、注目を集めている若手俳優だ。吉沢が大河の主役に大抜擢されたという吉報は、そんな“天陽ロス”中のファンからも、驚きと喜びを持って迎えられていた。

 9日に行われた制作発表会見に登場した吉沢は、「歴史ある大河ドラマの60作目の主演をやらせていただくことになり、光栄に思っております」と主演抜擢に感謝の意を表した。また「歴代の主人公はトップクラスの方が演じてきた。僕にお話をいただけたのは光栄である一方、プレッシャーも尋常じゃないほどある」と、“大河主演”という重責に身の引き締まる思いであることも語った。

 吉沢は、今年の連続テレビ小説・なつぞらでヒロインの幼馴染み・山田天陽役として出演。吉沢の端正なルックスと純朴な性格の天陽がマッチし、人気を博した。しかし今月3日の放送で天陽が亡くなってしまい、“天陽ロス”としてネットを中心に大きな話題となった。そんな“天陽ロス”冷めやらぬタイミングでの大河主演発表に、吉沢自身も会見で「こんなことあるの?」と驚きながらも笑顔を見せた。

 吉沢の公式アカウントもTwitterで「やれる事を精一杯やり抜きたいと思います」と決意表明すると、ファンからの祝福と期待の声が殺到。9日夜のツイートにも関わらず、既に1,500を超えるリプライが寄せられている。「大河出演おめでとうございます!」など吉沢の躍進を祝うファンや、「いつもの吉沢さんで体当たりしてきてー!!」と“吉沢”らしさを楽しみにする声も聞こえてきた。

 “天陽ロス”の効果もあって、吉沢は「いま最も注目を集める若手俳優のひとり」と言っても過言ではないだろう。しかし発表があったとはいえ、大河ドラマが放送されるのは2021年。現在の注目度と人気が、1年半後にどれほど維持されているか。“平成生まれ初の大河主演俳優”の成功は、大河放送前の活躍に左右されると言えるだろう。これからの吉沢の成長に注目していきたい。

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