8日、東野幸治がMCを務めるバラエティ番組「地獄絵図グランプリ(日本テレビ系)」の収録が行われた。番組にはお笑いコンビ・かまいたち、女優の夏菜、そしてフリーアナウンサーの宇垣美里が出演し、19日に放送される。収録後の取材では、東野が宇垣の印象について言及。対峙したからこそわかる“かわいい女子アナ”という顔に隠された「威圧感」があるようだ。
同番組は、芸能人が過去に経験した地獄のようなエピソードを再現VTRで紹介し、東野をはじめとした出演者がスタジオで見守るという形式。収録を総括して東野は「色んな地獄話をVTRで見て面白かったですし、スタジオではなかなか会わない5人が集まって、なかなかぎこちない感じで喋って新鮮で楽しかったです」と満足げ。
しかし、宇垣に対しては「何度か共演していますけど、何となく“怖いイメージ”。自分の好きな仕事しかしないイメージがあったから。ぼくは“(宇垣に)はまっているかな”って毎回どきどきです。常にオーディションを受けているような感覚です」と、芸能界ピラミッドのトップクラスに君臨する者とは思えぬ発言をした。
東野といえば、女子アナや女性タレントにも容赦しない『冷酷人間』として有名。ラジオで共演する某女性タレントには暴言を浴びせ続け、自身の癖毛をいじった某グラビアアイドルのお尻に頭を押し付けるなど、暴君エピソードをあげれば枚挙にいとまがない。
そんな東野が“ご機嫌を伺う”という事態に、「何てことをおっしゃるんですか。私はこういう(バラエティの)お仕事をしたことが少なかったので、いつもてんやわんやになるんですけど、優しく方向を決めてくださってありがたいなと思います」と宇垣は持ち上げるが、本心はいかに。
ただ、宇垣が東野から“心の探り合い”をするに値する存在だと認められたことはたしかだ。