7月に死去したジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川のお別れ会が4日、東京ドームで開催された。
その参列者したOBタレントの中には「KAT-TUN」元メンバーで歌手の田中聖も参列したという。素行不良が原因でジャニーズ事務所との契約を解除され、ジャニー氏面汚しの田中を「来なくても良いのに」と思ったメンバーも少なくないだろう。
当日は、近藤真彦ら所属タレント154人とOBタレント33人、総勢3500人の関係者が参列。また、午後から行われた一般の部では、8万8000人のファンが集まったと各メディアが報じている。ジャニー氏が亡くなった後、各テレビ局に歴代のグループの映像使用許可が出たが「逮捕された人はNG」とお達しがあったというだけに、今回の田中の参列には驚きの声があがっている。
以前、田中が綴ったジャニー氏への追悼メッセージが話題となった。ジャニー氏が亡くなった翌日、自身のブログを更新。「自分にとってお父さんみたいな存在」と、自身の中でジャニー氏の存在の大きさを改めて感じていることを明かした。続けて「たくさんたくさん迷惑かけたけど、ステージの上にいる自分には確実に貴方の教えが生きています」と感謝の気持ちを述べた。
田中の”息子気取り”な追悼メッセージに、ネットでは「youは違うよ」「説得力なし」など、バッシングが殺到した。いまさら都合よくでてきた田中に怒りを隠しきれないジャニーズファンも多いようだ。今回の参列に関しても「クビ同然で辞めたくせに」「いろんな人に合わせる顔ないだろ」など、批判的なコメントが寄せられた。
お別れ会に参列したOBで元「光GENJI」メンバーの佐藤寛之は、ジャニー氏を悼むお別れ会を「まるで同窓会のよう」と表現。歴代オールスターの顔ぶれを懐かしむジャニーズタレントの中には、田中の存在に和やかな気持ちを害されたメンバーもいるだろう。ジャニー氏の面汚しはおとなしくしといてほしいといった意見も聞こえてきそうだ。
